魔女達の宴<2>
その2。bulb編。
bulb主催でシラタマさんバースデーのイベントを組むようになってから四回目、かな?
「二・二六事件(2013)」「亡霊展(2014)」「羊達の狂騒(2015)」「鮮魚のはらわた(2016)」、そして今年の「魔女達の宴」。
(いきなり余談だけれども、今回のタイトルを見た時、タイトル的に「魔女の宴(2014)」を思い出した。記念すべき1stCDリリース(ほぼ)ワンマン。懐かしい。)
という事で記憶曖昧だけども頑張って書きます。
まずは衣装。魔女達の、という事だけあって皆さん全員真っ黒。
シラタマさんは黒ブラウスの上に、コルセット風の編み上げが施された膝下丈のノースリーブワンピース。これセクダイでは見たことないと思うから、オリジナルかな?右側即頭部にだけ、エメラルドブルーの角、太めのタッセル付き。カチューシャだったのかな?とにかくこの頭飾りがとってもとっても可愛くて…(言葉に出来ない)
律さんは黒いシャツにセクダイのスカートにスキニーパンツ。あのスカートもう売り切れて売られてないんだよなあ、確か。スカート男子、良いよね。
TAD6さんはワンマンの時だったかに着ていた、黒い襟元だけが長くて身ごろはショート丈のジャケット、中は黒い膝丈くらいのシャツ。セクダイの黒スキニーにブーツだったかな。
チャヂさんも黒いインナーに黒いベスト、黒い巻きスカート。襟元に巻いていた五芒星のストールがなんとも彼らしい。最近bulbではあっさりメイクが多かったけど唇まで真っ黒で格好良かった!
TAKEさんは黒いポロシャツ、黒ボトム。TAKEさんはチャヂさんみたいに動き回ったり立ち上がったりしないから(当たり前)、いつも下のお衣装見逃してしまうんだよな…。
セトリ(ここから既に曖昧。間違ってたらごめんなさい)
SE(?)入場コール by CHARGEEEEEE...
1.銀の月
2.123
3.MONSTERS
4.砂の音
5.bluebird
6.Sleeping fool
7.I'm Screaming
8.monopolizm
EN
1.Euphoria
2.My Cat
黒幕も無くスタッフさんもメンバーも慌しく準備。ちょっとレアだったように見えたのがTAD6さんがご自身で音出し、音作りをされていた事かな。弾いて、弄って、弾いてを繰り返して。その度にガラッと音が変わって、すげー!って。そんな変わるのね!と。(笑)
ステージに何か取り付けているから何だろう?って思って見ていたら小型カメラだった。映像収録するの!?と焦る。先日のレコーディングに引き続き、今年は精力的にリリース物に力を入れる模様。
一旦全員捌けて、ステージ袖から聞こえる気合入れの声。「行くぞ!」と声を上げたのはシラタマさんだった。男前な声だった(笑)。
いつも通りのSEが掛ると思いきや、聞こえてきたのは
「バースデー!バースデー!バ!バ!バ!バ!バースデー!」
と、いつだか聞いたチャヂさんのリズム(笑)。声に気付いた会場から笑いが起きるのも束の間、流石に聞こえ辛くて広まらず終息…。「あ~ぁ~」と、残念そうなブーイングが同じステージ袖から聞こえた(多分こういうのを言うのは律さん&シラタマさんだと思う)。もう一度同じリズムで唄いながら手拍子しつつ登場するチャヂさんを皮切りにメンバー登場。最初からグダグダかよ!
流石ブレ無いなこの緩さ!って笑ってしまった。
が、しかし。
とんでもなかった。この日のbulbは。
二ヶ月お預けされていたから余計?って思ったけれど、多分そんな気のせいなんかではなく。音の大きさもいつも以上に轟音で、まるで初めてbulbを見た時のような衝撃さえ感じた。
収録があったから、とか、そんなのきっかけに過ぎないような。攻めていく姿勢を感じた。去年までのbulbとは違う。正直今まで一回でもbulbを見た事があって、この日のbulbを見逃した人は本当に勿体無い事をしたと思うんです。贔屓目抜きに気合の入り方が、違った。
銀の月。この曲をこのタイトルとして出したのは去年の今頃で(それ以前にもやってる気がしなくも無いけど、タイトルまでは明かされず引っ込められてたような?)。去年のお披露目時は、ぶっちゃけた感想を書くと「今までのbulbには無かった、哀しい歌詞なのに明るい曲」、という印象で。まぁ、作曲がTAD6さんなので、彼らしいといえばそれまでなんだけど、それまでのbulbの楽曲の雰囲気とは違ったから。bulbの明るさ全開の曲ってどことなく洋楽要素が強い印象で(SDL)。去年銀の月を聞いた時は邦楽寄りの聴きやすい明るい曲、というイメージだったんです。その時のメモを見返すと“脚立に座ったシラタマさんが足をプラプラとさせながら可愛く歌われてた”と残していた。そんな曲がこんなにも力強くなるなんて、と。回数を重ねる事で徐々に変わって音に厚みが出てきた銀の月だったけれど、いきなりこんなに変わると思ってなかったから、開いた口が塞がらなかった。あんなにも切ない歌詞なのに、力強い唄い方をされるシラタマさん、そしてその気迫さを根底から底上げし、更に切ない歌詞に拍車をかけてくる楽器陣の音。
なんだこのバンド。本当面白いな。
そしてTAD6さん→律さんからという流れに乗るシラタマさんの語りが恒例のMONSTERS。悔しい事にちゃんと聞き取れなかった…
「今宵は大勢の魔女魔王の皆さん、ようこそ魔女達の宴へ。今宵は私シラタマの聖誕祭。盛大に祝いなさい。闇から生まれしMONSTER達、その顔をお見せなさい、FREAK SHOW!」
…多分これは捏造です。悔しい。ちゃんと聞き取りたかった。多分最初の一文くらいしか合ってない。
銀の月の変貌が凄かったからこそ、会場全体の熱を上げるためにここに組み込んできたのかな。一瞬でも気を抜いてしまったら置いて行かれてしまう事に気付かされたから、余韻に浸ることも出来ずに(笑)、暴れ倒しました。この曲、サビ前で親指を下げる振り付け(ブーイングとかで使う手の動き)が楽しすぎる。いつもやってるけど、楽しい。単純な振り付けなのに。何でだろうか。で、この曲もいつもより音が厚かった気がした。TAKEさんの手数が増えたのか、律さんのギターの音が違ったのか、TAD6さんの音が増えたのか、なんだかいつも以上に重くて。押し潰されるような重圧感。ヘドバンするのに上半身から頭を下げるのだけれど、そのまま身体ごとグシャッって潰されてしまうんじゃないかというくらい重かった…。
そして間髪入れずにTAKEさんのハイハットから123。これも結構変わってた。主にチャヂさんのドラムが、かな。これも暴れ倒す曲だから記憶が定かではない…多分拳とヘドバンがずっと続くのってこの123とHAMくらいのはず…飛ばしてくる空気と音と気迫に、身も心も息切れ寸前でした。というか単純に身体の老いを感じた…(今日これでHAMがセトリに入ってたらどうしようって不安に思ってたのは内緒w)。
ここでシラタマさんMC。
「今日は…おあ、おあつ、…オアツマリイタダキアリガトウゴザイマス(片言の話し方)。男性のお客さんが多い!近い!…痒い!あ、嫌とかじゃなくてね、緊張する!私男も女も好きだからね!普段女子のファンが多いバンドなんでね、今日ライヴ見てまた来てくれたら嬉しいです。女子のみんな、男子が来たからって石とか投げちゃだめだよ。仲良くするんだよ。でも恋愛に発展したらマージンとるから報告しろよな!(笑)…多分私のこと知らない人多いと思うんですよね、きっとメンヘラクソビッチみたいなイメージ強いと思うんですがメンヘラしか合ってないから!」
と、まあ恒例になりつつあるMCが。なんでシラタマさんがこんな事を言い出し始めたのか知らないけど、もうこのネタ控えて良いと思うんだ…自虐的MCは初見さんにはウケるのかなあ。純粋にシラタマさんのことが好きなファンとしては、そんな扱い受けてるの?と、悲しくなってしまうのだけども…
シ「最近のbulbは、ライヴは二ヶ月ぶりだけど、レコーディングとかしてます。」
律「今日も撮ってるから!」
そう、セッティング中に気付いたのだけれど、上手のステージ、律さんの足元にあるモニター付近と、TAD6さんのキャビネットの上に、小型カメラが付けられてました。そしてスタッフ(A.KnightsのVJでもあるFumiさん)が公演中終始ビデオを回してました。すごい。めっちゃやる気を感じる。…ちゃんと手元に来る日が訪れるといいな。とても楽しみ。
砂の音、イントロ前にノイジーなギターが入るのが今までの砂の音だったのだけど、ちょっと違った記憶。というか凄くこの日の砂の音は丁寧だった気がする。でも丁寧だけじゃなくて勢いもあって。イントロは勿論のことだけど、ギターソロが凄く綺麗だった印象。定番曲なのに好きでい続けられる曲がある幸せを噛締めてた。あとアウトロにかけての最後のフレーズが今まで以上に切なかった。
そしてそこからbluebird。ご馳走様です!以前、“この二曲の流れはファンの方へのささやかなお礼です”と律さんがツイートされていたけれど(要約)、多くあるbulbのライヴで、ここぞという時に使うこの流れは、何度あっても幸せに思うし、一番泣いてしまうターン。楽器陣は普段よりずっとずっと重く暗く哀しさを前面に。いつもならAメロから入るところを、まさかのサビから。不意打ち過ぎて死ぬかと思った。嗚咽を漏らさないように必死だった。いつもこの曲は、ちゃんとしっかり見たいと思うのに出来ない曲。きっと顔は上げて視界はステージを捉えてる筈なのに、込み上げる感情がそれを凌駕してしまうから、いつも記憶に残ってくれない曲。捻り出して辛うじて思い出せるのはTAD6さんのベースラインがいつもと違ったように感じたのと(ワンマンの時から変えてる様な?)、チャヂさんの鳴り物がいつにも増して細かく繊細に叩かれていた事。あと砂の音から引き続き律さんが座られて(正座?)弾いていてギターを抱え込んで弾く仕草、TAKEさんのタムとバスドラが記憶と違った事。印象的だった。シラタマさんの声はいつもよりもずっとダウナーというか、死にそうなくらい切なくて、消えそうなくらい儚くて。いつだか経験した、心臓が引き裂かれる思いをした瞬間を思い出してしまった。アウトロにかけてどんどん轟音になっていく楽器陣、「何も」と繰り返すシラタマさんの声がどんどん叫びに変わっていって、それがとても叙情的で。哀しいくらいに美しいステージと音だった。しかし残念ながらアウトロは短く、ロングバージョンが好きな私としては最後の最後で焦らされた気持ちです…。
ここで2ndMC。ここは告知だったかな?
シ「次は律さんのバースデーがあって、高円寺HIGHであります。18日はTAKEさんのお誕生日です。個人的には○○(地名)の怪しくて坂ばかりある遠いライヴハウスより高円寺HIGHのが駅から近いし安全な気がして好きです。」
と。地名はどの箱の事を指してるのか察してしまったので暈しにならない言葉で伏せておきます。で、この先も決まってるようで。まだ解禁日が来てないから黙っておかなきゃならないらしく。楽しみで仕方ない。
Sleeping fool、これもまたいつもより違った気がするんです。気のせい?気のせいじゃないよね?気迫に圧倒されてたから、だけじゃないはず。というのも、間奏の、竿隊が控えめでシンガマとツインドラムが目立つターンが凄く忙しなかった気が…良い意味で。あとTAD6さんのスライドに目を奪われたのと律さんの狂ったようなギターのノイズがとんでもなかったように感じたのもこの曲だったような。昔(原曲)に比べて、Sleeping foolって凄くアッパー寄りになった。前はもっと聴かせる系に近かったような。今は凄くキラキラしてる。この曲は原曲通り短いからあっという間に終わってしまうんだよなあ。物足りないって気持ちが無い訳じゃないけど、この曲があると凄く満たされた気持ちになる。
そしてI'm Screaming。チャヂさんが「やっと俺の煽りのターン!」と喜んでいたのが面白かった。(笑)
チ「バースデー!」\バースデー!/
チ「ババババ!」\バースデー!/
チ「シラタマー!」\シラタマ(アヤコー!)/
と何度か繰り返した後にいつものボンジュー!の掛け合い。個人的には、その後に続く
チ「TAKEにゃん?」
毅\ドコダンッ/
チ「律にゃん?」
律\ギュィーン!/
のやりとりが実はとても好き。TAKEさんのは分かり辛いけどちゃんとサングラス越しに目で返事してるのです。(笑)
そしてこの後結構暴れ倒していたので、曲中の記憶が…。ギターソロの後リズム隊の三人の音がどんどん小さくなって、ハッピーバースデーのメロディを弾きだす律さん。
ここで来るとは思ってなかったみたいで、シラタマさんが凄く驚いて(゜д゜)こんな顔になってた。スタッフさんがケーキを出して下さって、暴れ曲の凶暴さから一転して和やかな雰囲気に。照れくさそうにはにかみながら蝋燭の火を吹き消して、溢れるおめでとうの声が会場から沢山届いて、一瞬泣きそうになってた、のかな?口を一文字にきゅっときつく締めてフロアを眺めた表情がとても綺麗だった。きっと素敵な景色だったはずだから、シラタマさんの目に焼き付いていたらいいなあ。
そして一気にまた曲へ戻る楽器陣。これはbulb行ってる身としては予見出来てたし直ぐに対応出来たから自分に花丸あげたい。
毅「次が最後の曲になります!」\えええぇーーーー/
毅「うるさい!決まってるんだよ!時間だってあるんだよ!」
こうやってTAKEさんがきりっと返すの珍しいような気がする!(笑)
そしてmonopolizm。これ、なんか、めちゃくちゃ速くなかったか…?高速モノ。前にもこんな感じで一回高速モノがあったような気がしなくも無いんだけど、記憶違いかな。イントロで「え?モノ?だよね?違う?いやモノだよ…ね!?やっぱりモノだよ!」ってなってました。Aメロ始まってからは余裕なんだけどイントロが兎にも角にもとんでもなかった。久々に焦ったかもしれない。終盤のブレイクからのサビ回しは相変わらず格好いい。速かったけど。速過ぎたけど。この曲だったと思うんだけど、センター下手側のモニターにどっしりと足をかけて弾かれてて、うぉぉぉ格好良い!!って足掛けるって格好良いですよね。ベースだから、というよりTAD6さんにはお似合いの弾き方で好きだなあと。
…緩んだか格好良いんだか…これがbulbの良さでもあるなと盲目的な感想を抱くファンです。(笑)
そしてアンコール。手拍子をして待っていると、作戦会議をするメンバーの声がステージ袖で聞こえてきててちょっと面白い。今迄で一番時間かかったんじゃないかな(笑)。楽器陣が出てきて、シラタマさんがステージ袖からひょっこりと顔を出して、名前を呼んで欲しそうに耳元に手を当てていたのが可愛かった。沢山、たくさん、名前を呼んでもらって嬉しそうにステージに上がってきたシラタマさんの笑顔が凄く可愛かったなあ。
アンコールはeuphoriaから。この曲、最近ずっと一曲目~中盤にいた曲なのに今回本編でやらなかったから、この位置に持ってくるのは予見済みだったのだけれど。そして銀の月に並んで驚いたのはこの曲だったかも知れない。アンコールという小さな休憩を挟んだからこそ一息ついてしまったからこそなのも知れないけれど。想像以上に、凄まじい変貌を遂げた曲になっていた。
元々この曲は結構大人しいというか、聴かせる音を重視した壮大な曲だったけれど、去年10月からアッパーアレンジされていく傾向があって。もはやインスト曲なんじゃないか?と思わせる程に長い楽器陣のターンは流れが毎回毎回変わる曲。でもいつだって“綺麗な”壮大さは終始失ってなかった。それが去年までの話。
この日はそれを(いい意味で)ぶち壊していくようにぐしゃぐしゃに、破壊していくような。まるで草原に嵐が来た様な、そんなアレンジが組み込まれていた。驚いた。呆気にとられてしまって、どこを見ていいのかどこを聞いていいのか全然分からなっちゃって。ただただ、このバンド凄すぎる、どこへ向かうの?というかどこへ行ってしまうんだろう?という置いてけぼり感。脚立に立ち竦むシラタマさんとは相対的に、がむしゃらな楽器陣。ぐわぐわと押し上げながらも破壊的に落とし込んでいくTAKEさんのドラムとTAD6さんのベース。またもやギターを抱え込んで、掻き鳴らし乱れる律さんのノイズ全開のギター、その三人の破壊衝動を更に広げていくようにチャヂさんの切り裂くような鳴り物たち。この楽器陣、本当に恐ろしい…。
そこから歌メロのターンへ入った時、嵐が過ぎ去って綺麗な虹がかかったような、明け方みたいな美しさがあって。破壊のようなターンがあったからこそ際立つこの歌メロ。シラタマさんの声の馴染み方が、寸前の楽器陣の荒ぶり方からは想像できなかったくらい綺麗に溶け込んでいく。楽器陣が凄まじいのは先述に書いた通りだけど、このシラタマさんの声がすっと馴染むのも、シラタマさんだからこそな気がするんだよな。勿論そう作られてる、というのは分かってはいるけども。兎にも角にも、ここ一年で一番衝撃的だったeuphoriaだった…。
律「久々にやるから音作ってなかったー」
とポチポチエフェクター弄ってたから、何を持ってくるのかと一瞬焦ったけど(sweethoneyを期待してしまった)、今考えてみたら単純に二ヶ月ぶりだったから、という意味なのかな?
シ「そういうこと今言わなくても!」
と突っ込まれた挙句、
律「テンポどれくらいだっけ?」
とTAKEさんに向かって惚ける律さん。
「曇りのち雨のような…」
とTAKEさんが謎の切り替えしをされてたのが面白すぎた。長年の付き合いだからこそなんだろうけど、私のような新参者にはこの2人の会話はきっと理解出来ないままなんだろうな(笑)。で、このMyCat、なんだかちょっと昔に近い作りだった様な気がしたのは気のせいかな。少しテンポも今までより落としていたような…。youtubeに上がってる頃を思い出した。いや、音が悪いとか薄いとか雑とかそう云うのが言いたいんじゃなくて。言葉にし難い。それともeuphoriaが壮大すぎたからそう感じたのかな…。脚立に立つシラタマさんに一生懸命チャヂさんがジャンプを煽る。いや、後頭部に目ついてないからね!でもちゃんと声かけて気付かせて、盛大にジャンプで締めて。
チャヂさんが「最後にもう一度みんなでハッピーバースデーを歌おう!」と言ってくださって、みんなで大合唱。シラタマさんは指揮者の様に手を振ってた。(笑)
おめでとう、や、シラタマさんを呼ぶ声が一段と大きく溢れる会場。いつだってこういう瞬間は心が温まるし、お祝いできる喜びがとっても嬉しいし、泣きたくなってしまう。同じ場所に入れる喜び。感激や感動なんて言葉じゃ現しきれない。だって本当に素敵な瞬間だもの。好きな人の誕生日をお祝いできるって、幸せだよね。
そして案の定、主役をステージに置いて行く楽器陣。
シ「今日は本当に有難うございました!私後ろの物販席に行くので!待ってるね!」
と言われて、まさかのステージから柵に足を掛け、フロアへ飛び降りる!勇ましいか!こういう男前なシラタマさん、本当に好き。振り切ってる。(笑)
bulbさんは幾度目かの変革期に入ったのかなあ、と。
始動してずっと見てきているけれど、何度か、何度となく、こういう公演を目の当たりにする(といってもここまで凄い迫力だったのはこの日が初めてだったかもしれない)。
CDが出るまではいつもアレンジが変わってて、曲が覚えられない事が多くて頭が追いつかないし、CDが出たら出たで直ぐにアレンジ始まってもはやCD通りの楽曲は一曲もないし、新曲として一昨年末から去年の今頃にeuphoriaと銀の月が固定投下される様になったけどどちらも最初の頃の印象から凄まじい変貌を遂げたし…。各所でアレンジ大魔王と呼ばれてる律さんがリーダーだから、余計だろうな。どんどん新しくなっていくからファンとしては期待は勿論だけどこの日みたいに置いて行かれないようにしがみ付かないと、どんどん引き離されるな、と思ってしまう。リハの時のツイートは和やかな雰囲気満載のように感じるけれど、蓋を開けたらこんなに凄いbulbさんだから、どんなリハやってんだよ…とまるで騙し討ちされた気分。(笑)
レコーディングや映像収録がしっかりされている分、2ndリリースには大きな期待をしてしまう。過去にも収録やレコーディングをしたけども残念ながら流れた事があったから、余計かな。
緩い時はとことん緩いけど、気合入れるときはバチッと決めてくれるこの五人に、これからも着いていきたいところ。
ということで、今回沢山物販が出ていたので買ってみたよ!
当方重度の喫煙者なので灰皿とライターは買いますよね。灰皿、これはガラス製だったけども、他には銀アルミの灰皿(居酒屋とかでよく見かける)もありました。スタッフさんにはメンバーの絵や名前が入ってる、との事だったけれど、選んでグダグダしたくないし、そういうのはメンバーの個人ファンに買って貰うべきだし、とサクッと電球灰皿を決めて。
ライターはどうやら昔のものらしい。側面に貼ってあるシールが年季を感じさせるものだったので(笑)、きっとbulbが始まる前とかなのかな。黒いのはTAKEさん、白いのは律さんデザインだそうです。TAKEさんの絵は元々大好きなんだけど、特に自画像が似すぎてて大好き。律さんの絵ってなかなか見る機会ないけど、こういうの描かれる人なのかー。黒猫さん目らりらりしてて可愛い。LNのネタとか全く分からないけど。(笑)
トレーにはどれもシラタマさんが彫られてました。色んな表情をされてて可愛い。ちょっと猫っぽいのを選択しました。これもTAKEさんのイラスト。
蝦蟇口は、正直このサイズだと何を入れようか悩むところなんだけど、そもそも蝦蟇口が大好きなので即決。他には水色やピンクのビニールエナメルタイプがありました。パステルカラーセレクト、懐かしいね。
他にも壁掛け時計(TAKEさんが描き込んだのかな?なんか沢山描いてあった、ちゃんと見てない。)、電球の新しいシリーズ、などなど、物販席が盛りだくさんでした。あとは昔のTシャツ復刻版とかね。懐かしい、これ買ったわ!と。バンドTシャツってめちゃくちゃ似合わない人間なので、基本的に買うには買うけども着ない人です。(笑)
来月は律さんバースデー。(でも私はTAKEさんもお祝いしたいよ!)
Birth of the rainbow、という公演名が可愛くてきゅん。虹って良いよね。虹のふもとにはなにがあるんだろう。…壷かな。(笑)
お祝い続きで楽しみです。この日も良き日になりますように。
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