余韻

未だに0226の余韻が抜けないまま今に至る。

コンスタントにライヴをやっていて、二ヶ月も待たされたから、なのだろうか。それにしても良過ぎたんだ、bulbのライヴが。

正直、ここ最近ライヴはもう良いんじゃないか、って思っていて。昨年60本のライヴを見て金銭的支出を見て頭を抱えたのもある。でもこういうライヴを見た後には、やっぱり減らすのは無理だなあ、と。意志弱い。実際先月月三本のライヴでどうにかなったじゃんね。ただその分、精神的に他に頼りがちになるのが嫌なんだよなあ。


私には、私自身の切り札なんて持っていなくて。

本当に何もないんだ。

自分自身の言葉すら、持ち合わせていない。それでも唯一自分の感性を磨ける気がしているのが音楽で。そのせいでしがみ付いてしまうんじゃないかな、と。

自分にはこれがある、誰にも負けない、と言い切れるのは、バンド…というより音楽への姿勢だけで。それも好きになったバンドへのみ、の狭き愛情。


誰か一人へ向ける愛情を持つのは自分には向いていない。博愛主義者だのなんだの言われようと、結局私はバンド全体が好き。それだけは唯一といっても過言じゃない程度に、自分の事として分かってる


今自分が本気で好きだといえるのはどのバンドなんだろう。


正直PlasticTreeは追いかけきるのには金銭的にも精神的にも難しいのが本当のところ。間違いなく好きなのには変わりないのだけれど。ただ、彼らの立つ場所は大きすぎて、数公演のうち一度、ただいまと帰ってこれる場所だったらいいな、と。今年は記念年というのもあって若干無理して行くけども、来年は…どうだろうか。


13は…ぶっちゃけてしまうと、どうしてもSadieの面影を見ている繋ぎでしかない。勿論Sadieと13は別物であると理解しているし、打ち出してくるコンセプトが違うのも承知した上での感想ではある。

そう考えると早くSadieが見たいなあと願ってしまう自分がいるのだけれど、剣がRAZORであれだけやる気満々、楽しそうにしているのを見ていると、戻ってくるのはきっとまだまだ先なのだろうな、と。


bulbやA.Knightsは、いつからかもう意地になりつつあって。見逃したら嫌な思いするのは目に見えてる。過去3回ほど蹴らざるをえない状況になって行けなかったのだけれど(高熱とか入院とか)、後悔するのはもういやだ。


…と、考えると優先順位がおかしな事になっている事に気付く。どーしてそうなった?(笑)
でも、なにも考えずに、何にも縛られずに遊べるライヴの居場所、欲しいなあって思うのです。我がままなのかな。

嬉しき事かな、最近は耳が肥えてきてより厳選しつつな姿勢なので、納得いくバンドに巡り会いたい。


とにかく今は、もう少しだけ、0226の余韻に浸っていたい。

素敵だったなあ。

Cell×celL

細胞×個室 背伸びして、小窓から覗いた景色はそれはそれは綺麗だった 細胞はそれを目に焼き付けるのに、必死だった ただ、ひたすらに見つめた 忘れぬように そんな細胞の、記録

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